個人的には電源ボタンとリアルタイムクロックがあるのが嬉しい

https://www.everythinglubbock.com/news/local-news/crew-caught-in-lubbock-using-raspberry-pie-device-to-steal-from-atms%E2%81%A0-court-records-say/
https://www.tomshardware.com/news/raspberry-pi-used-to-rob-atm

Tom's Hardwareの報道によると、Raspberry PiのCEOであるEben Upton氏が、同社のシングルボードコンピュータ「Raspberry Pi」シリーズについて、2023年7月から月産100万台を見込んでいると発表した。

　同氏によれば、2023年第1四半期のRaspberry Piシリーズの出荷台数は約80万台で、2015年以来の四半期あたりの出荷台数で最低であったという。しかし、同社のパートナー企業であるSonyがRaspberry Piの部品を備蓄できたことで、在庫不足を克服できたため、今後の供給状況は改善すると見込んでいる。

Raspberry Pi財団は公式ブログに、制御ボードにラズパイを採用した搭乗可能な巨大スパイダーロボット「MEGAHEX」を紹介した。Hacksmith Industriesによるプロジェクトで、開発から製作プロセス、試乗する様子をYouTubeに公開している。

まだまだ実用化は遠いみたいですがいいですね

直接Raspberry Piにマウントでき、配線をコンパクトにできる10.1インチモニタープロジェクトがMakuakeで始まりました

ラズパイが高いなら5千円の中古シンクラを使えばいいじゃない。シンクラ×3で作る家庭用ハイパーコンバージド環境(PC watch)によると、近年半導体不足で品薄状態となり個人での入手が転売屋以外ではほぼ不可能となっているRaspberry Piの代替として、半導体不足になる前の2017年前後に製造されリースアップにより中古市場に流れるようになったシンクライアントが注目されている。

背景として、シンクライアントとはいえ特殊な専用ハードを開発しているというわけではなく、中身はれっきとしたx86-64PCアーキテクチャでRaspberry Piと同等の処理能力はあり、linux等を動かすことができることがある。

記事中のシンクライアントのスペックは、celeron J4150 1.5GHz、メモリ4GB、M.2のSSD32GBで、有線/無線LANやUSB3.0やDisplay Portも二つ付いている。

Raspberry Pi 5 が来年リリースされることを期待してはいけない、とRaspberry Pi FoundationのEben Upton氏が述べている (Ars Technica の記事、 The Verge の記事、 The Register の記事、 動画)。

この発言は YouTube チャンネル ExplainingComputer のインタビューで出たものだ。Upton 氏によれば製品の供給状況は改善しつつあるがバックログもあり、2023 年は回復の年になるという。Raspberry Pi 5 をリリースしても十分な数が供給できないだけでなく、新プロセスルールの投入が必要となり、既存モデルとサプライチェーンの奪い合いになって回復が妨げられる可能性もある。そのため、Raspberry Pi 5 について考え始めるのは 2023 年下半期以降になるとのことだ。