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法廷

遠隔操作事件、自称真犯人からのメールは被告本人が送信か? 277

ストーリー by hylom
また謎が増えた 部門より
tarxz 曰く、

先週、PC遠隔操作事件の真犯人を名乗る人物がマスコミや落合弁護士などにメールを送信していたことが明らかになったが(過去記事)、NHKの報道によれば、保釈中の被告本人が送付したものとして捜査当局が捜査中とのことである。報道によれば、メールが送られる前日に被告が東京の荒川の河川敷に携帯電話を埋めており、そこからタイマー機能でメールを送った痕跡が見つかったということだ。

satoru.netの中の人の日記によれば、今回のメールはTor IPからではなく国内ISPからの送信であること、WebMailではなくSMTPで送信されており簡易なplain認証が使われていること、Andoroid携帯からの送信であることを示す痕跡があることなどが解析されていたが、これらは報道の内容と合致するように思われる。

また、弁護士らが被告と電話連絡が取れなくなっていることも明らかになっている。いっぽう、落合弁護士の元に被告宛としてハードディスクが送られてきたその写真)ことも明かされており、事件との関係が気になるところである。

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  • by Anonymous Coward on 2014年05月19日 21時29分 (#2603898)

    不思議に思って実験してみた。

    SoftbankのiPhone5cなんだが、

    ジップロックにいれて植木鉢に埋めてみた。→圏外
    ジップロックにいれて地面に埋めてみた。(深さ10cm)→圏外
    ジップロックにいれて地面に埋めてみた。(深さ5cm)→圏外
    ジップロックにいれて地面に埋めてみた。(深さ1cm)→圏内

    けっこう、簡単に遮蔽されるみたいね、埋めるってのはなんともナンセンス。

  • by Takahiro_Chou (21972) on 2014年05月19日 19時00分 (#2603703) 日記

    報道によれば、メールが送られる前日に被告が東京の荒川の河川敷に携帯電話を埋めており

    一度埋めて(何故?)、また掘り起して、メールを出した……と。
    で、捜査当局が、「メールが送られる前日に被告が東京の荒川の河川敷に携帯電話を埋めており」と云う事を知ったのは何時なんだ??
    それが何時かによっては、自分達が真犯人だと思ってる相手が、携帯電話を河川敷に埋める、と云う怪しい事をやったのに、操作当局は、その携帯電話を確保するなどの手を何も打たなかった、って事にならんか??

    ついでに言うなら、この件では、捜査当局の発表や報道機関へんもリークが嘘でした(例:「監視カメラに片山氏が猫に首輪をつけているところがはっきり映っていた」→嘘)って事が有ったんだから、「捜査当局の発表」とやらも、どこまで信用出来るのやら……。

    • by Anonymous Coward on 2014年05月19日 19時05分 (#2603713)

      メールは端末が埋まってる状態で送られてるんでしょ。(タイマーによる自動送信)
      そのまま端末が見つからないことを期待したんじゃないの。

      それに捜査当局が被告を泳がすのは別に問題ないじゃない。違法行為を見逃したわけじゃないんだから。

      親コメント
  • メールを送ったのは誰かに関わらず、片山氏の身がかなり危険な状態にあるような気がする。片山氏がメール送ったにしても、関係者各位みんながもはや裁判はできればやりたくない状況だよね。彼の保護を何とかしたほうがいいような...。

    • by Y-taro (38255) on 2014年05月19日 22時58分 (#2604009)

      連絡が取れないというのは、被告側関係者だけであって、警察は依然として監視下に置いているんじゃないですかね。
      裁判中の事件で疑いが濃くなったとしても、別の犯罪が発生して逮捕だとか、保釈が取り消されて収監だとかじゃない限りは、拘束できないわけで。
      身の危険があると考えられる具体的な何かがあれば、警察官職務執行法による「保護」は可能でしょう。

      ところで、任意の事情聴取とかはあってもよさそうな気はするものの、裁判中の事件の被告に事情聴取って、あるのだろうか。
      別の犯罪が発生したわけではないので、捜査を終えて裁判しているはずの事件で、何の名目で事情聴取するのだろう。

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  • by ymasa (31598) on 2014年05月19日 20時08分 (#2603783) 日記

    誰の携帯なんだろう?、

  • by manmos (29892) on 2014年05月20日 10時23分 (#2604318) 日記

    私は、落合氏に届いたメール自体に秘密の暴露があるのかどうかが疑問なんです。
    なんだか、内容が、片山被告が知りえる内容しかないのでは。

    というのも、既に冤罪であることが解っている、4件に関する事柄が何も言及されていない。片山被告をハメた事はかかれているが、4件には彼よりもっと有名な人をハメた訳で、そちらの方がもっと重要ではないかと…

    #うう、違うストーリに投稿した…

  • by Ryo.F (3896) on 2014年05月19日 18時00分 (#2603655) 日記

    落合弁護士の元に被告宛としてハードディスクが送られてきた(その写真)ことも明かされており

    仮にも自分の依頼人個人宛に送られてきたものを、依頼人の許可も得ず公開しちゃっていいのか? 弁護士の守秘義務には抵触しないのか?

    しかし、携帯電話とかスマートフォンからメール送信なんて…
    いくらなんでも、マヌケ過ぎないか? にわかには信じられん。

    • by Anonymous Coward on 2014年05月19日 18時13分 (#2603662)

      落合弁護士は依頼なんかうけてねーよ。
      単なる中立の弁護士だけど何故か犯行声明とかが送られてくるようになった人。

      親コメント
    • Re:明かしていいのか? (スコア:5, すばらしい洞察)

      by LoadFF (27414) on 2014年05月19日 18時45分 (#2603685)

      他に手がなかっただけでしょ。
      行動を監視されてること程度は分っていただろうから、どこか自宅以外の環境から
      パソコンを使い秘匿性の高い通信手段で送るってのが難しかったはずだし
      自宅環境に痕跡も残せない…その上で「真犯人の存在」を匂わせないと
      自らの潔白も危うくなりかねない。
      となれば残された手段は、携帯などの無線端末で外から送信以外ないわけで。

      #非公開捜査情報に関する記載を「信憑性が高いと思う」って言ってる時点で
      #「私、この情報知ってます」宣言だもの・・・出来合のツールを使う以外の
      #知恵は無かったと思いますよ。

      --
      如何なる内容であろうとACでの書き込みは一切無視します。
      親コメント
      • by Anonymous Coward on 2014年05月19日 18時55分 (#2603696)

        >非公開捜査情報に関する記載を「信憑性が高いと思う」って言ってる時点で「私、この情報知ってます」宣言だもの・・・

        片山さんは、自分が経路検索した場所を言い当てているから、犯人のメールであろうと言っただけで
        メールの最後の秘密の暴露に関しては、自分にはわからないと言ってましたよ。

        親コメント
    • なので,この件はどっちの陣営の発言にも眉唾で判断していこうかな,と。
      とりあえず,目下注目すべきはこのHDDですな。

      親コメント
    • by Trashpot (42702) on 2014年05月19日 18時06分 (#2603659)

      「自分の依頼人」でしたっけ?

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  • この郵便物って、法人が受取人ということでいいのかな。

  • by Anonymous Coward on 2014年05月19日 20時56分 (#2603856)

    各社の報道を鵜呑みにしての話だけど・・・

    ・16日に報道各社に送信された「真犯人」を名乗るメールは、被告の自作自演だった疑いが強まり、証拠隠滅の恐れがあると判断した。(読売新聞)
    ・東京地検は19日、片山被告が証拠を隠滅したとして、保釈の取り消しを東京地裁に請求した。(朝日新聞)

    「証拠隠滅の恐れ」(将来的な事象)、「証拠を隠滅した」(過去の事象)と表現は異なるのだけど、件のメールが新たな証拠の”創出”に当たるかもしれない可能性はともかくとして、どうしてメールの作成またはその結果が証拠”隠滅”につながるのか、まったく理解できない。

  • 埋めたとされる直後なら、警察の管理下のスマホからメールが送信されたことになり、被告が送った証拠とするには宜しくない。
    警察がスマホを操作していないことを示すために、掘り出し作業からずっと映像を撮り続ける必要があるのではないか。
    写真撮影くらいは捜査の通常作業として日常的にしていると思うが、それで足りるかどうか。

    メール騒動後なら、被告の行動を監視していた真犯人が、被告の立ち寄り先に後からスマホを設置したのだという反論も、一応は可能か。
    しかし、遠隔操作で機器を監視するのとは異なり、実物の監視をしていたというのは、かなり厳しい。

    なお、埋めたとされる直後でも、監視要員が自ら掘り出したとは考えにくく、監視要員は現場を去る被告の監視を続け、応援を呼んで対処したはず。
    この場合も、応援が到着するまでの空白時間が現場に生じるか。
    いや、監視要員が2人以上(警察官は通常2人1組らしい)なら、一方が監視を続け、もう一方が現場に残ることは可能か。

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UNIXはシンプルである。必要なのはそのシンプルさを理解する素質だけである -- Dennis Ritchie

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