ドイツの特別調査委員会、セキュリティ対策としてタイプライターの使用を検討 45
いっぽうロシアは 部門より
米NSAの盗聴問題を調査するドイツ連邦議会特別調査委員会のPatrick Sensburg議長が、同委員会の業務セキュリティー対策として、非電子式タイプライターの使用を拡大する計画があることを、ドイツ公共テレビを通じて伝えていたとのこと(Ars Technica、Slashdot)。
先日、ドイツの外国諜報機関(BND)の31歳のスパイ「Markus R」が、米CIAの雇われスパイとしてドイツの機密情報を米諜報機関に漏らした容疑でドイツ連邦検察庁に逮捕されたが、 このタイプライター使用の発表はその同日に行われたという。またドイツは先週、ドイツ内の米大使館に勤務するCIA代表者に大して国外退去を求めた。ドイツの前駐米大使Klaus Scharioth氏によれば、米独関係は、第二次世界大戦以降、最大の危機に直面しているとのこと。