スノーデン氏、監視技術への対抗手段を開発する意向を発表 10
新しい何かを作るのだろうか 部門より
米国家安全保障局(NSA)によるネット監視活動をリークしたことで知られるEdward Snowden氏が、「Hackers On Planet Earth(HOPE)」カンファレンスにモスクワからビデオ出演した。その席上で同氏は「今この会場にいる皆さんには、我々の権利をプログラムやプロトコルに符号化することで未来をよりよくする手段と能力がある」として、世界規模での監視行為を阻止するための技術の開発および促進に取り組む計画を明らかにした(Reuters、CNET Japan、Slashdot)。
氏は、人々が匿名で通信するため、メッセージを暗号化できるようにする技術の開発のために人生の時間の多くを費やすとしている。同時に同氏はハッキングコミュニティーに対し、そのリソースを政府による監視行為をより困難にする反監視技術の開発に振り向けるよう要請を行っている。