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あるAnonymous Coward 曰く、
人間の指が5本ではなく7本あったらどうなるか。MITは片手に指を追加できる「追加ロボット指」を開発してこの命題を研究中であるらしい。この研究結果によれば、指が多いとタッパーの蓋を片手で開けることができるようになったり、重いものをこれまで以上に簡単に持てるようになったりと便利になる可能性が高いようだ。
追加ロボット指は手首のあたりに装着し、親指と小指の外側に1本ずつ指が追加されたような形状になっている。そしてこの2本の追加ロボット指は装着者が物をつかもうとすると、その動作にシンクロして動くようになっている。物の形や大きさが変わっても、それに対応して物をつかんでくれるらしい。いずれは腕時計やブレスレットくらいまで小型化し、必要に応じて指がポップアップするようにしたいとのこと。
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Ctrl+Shift+S 曰く、
パソコンパーツの代理店であるCFD販売株式会社が、7月下旬に自作PCパーツ6点セット「らくらく組立キット2」を発売するそうだ。
パーツ一式がセットになったものはベアボーンとして知られるが、まずはこの「らくらく組立キット2」のパッケージをご覧いただきたい。こういう「カブトムシの飼育セット」の横に置いてあっても違和感のないパッケージは珍しいのではないだろうか。時期的にも夏休みの工作を意識しているのかもしれない。
「2」と銘打つのだから第一弾もあったのかと思ったら2007年に「AMDらくらくキット」として発売している。
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2007/1226/cfd.htm
さて、この「らくらく組立キット2」、パーツのチョイスとしてもまさにお手本的な構成で、メモリにしろストレージにしろ、不満が出てくればノウハウが身についた頃にアップデートできる余地も残されており初心者向けキットとしての匙加減が興味深い。
Twitterでは「箱がケースになればさらに良かった」という声もあり、ダンボールでケースを作ったことのあるタレコミ子としてはなるほどなと思った。
パソコンの一般用途においては最早必要に迫られて組むという時代ではないが、パソコンの構成の基礎知識が自然と身についたり、トラブル時に原因の見当がつくようになるという実益もある。こういう新規開拓の挑戦には良い反響を期待したい。
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あるAnonymous Coward 曰く、
アイドルグループ「仮面女子」メンバー宛にプレゼントとしてファンから贈られたぬいぐるみにGPS発信器が仕込まれていた、という事件が起きていたそうだ(東スポ)。
東スポによると、ぬいぐるみの中には「たばこ箱大の黒い電池内蔵式発信器」が仕込まれていたという。GPS発信器というと非常に高度なもののように聞こえるが、最近は携帯電話のSIMを差し込むことで位置情報を定期的に送信できるようなものが比較的安価(といっても数万円台)で購入できるようになっているようだ。また、ソフトバンクはみまもりGPSという、遠隔地から所持者の場所をSMS経由で調べられる端末を出している。いつの間にか、「GPSによる追跡」が一般人にも手軽に行える時代になっていたようだ。
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あるAnonymous Coward 曰く、
先日国内でも発売が開始されたGoogleのTV向けデバイスChromecastには、簡単にハイジャックされてしまうという脆弱性があるそうだ(TechCrunch)。
Chromecastには、動画配信サービスで配信されている動画をTVで視聴したり、Android端末の画面をミラーリングしたり、といった機能を備えた端末。ハイジャックされてもデータの破壊といった問題はなさそうだが、代わりにハイジャック主に自由に動画や音楽を再生されてしまう。
この問題は、Chromecastが特定のコマンドを受診すると設定モードになってしまい、外部から設定を行える様になってしまうという仕様が原因だという。
TVを見ていたら突然画面が切り替わり、不都合な動画が流れる……というのは小説の世界だけの話ではなくなったようだ。
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あるAnonymous Coward 曰く、
Bromium Labsの分析によると、ハッカーたちはこれまで以上にInternet Explorerをターゲットにしていることが判明した。Bromium Labsは2014年1~6月まで公開された脆弱性およびエクスプロイトについて調査を行った。その結果、Microsoft Internet Explorerの脆弱性は前年の2013年と比べると今年は100%以上の増加率であるようだ。JavaやFlashの脆弱性よりも増えているという。また調査結果では、Microsoftのパッチのリリース間隔も短くなってきていると指摘している。
Bromium Labsのsecurityアーキテクトの担当者は、ハッカーにとってWebブラウザは常に格好の攻撃対象であったが、より頻繁攻撃されるようになったことを認識するべきだろうとコメントしている(Bromium Labs{PDF]、HELP NET SECURITY、slashdot)。
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あるAnonymous Coward 曰く、
エボラ出血熱(EVD)の感染が広がっている。WHOはシエラレオネ、リベリア、ギニアでのEVDの流行を監視しているが、2014年の7月15~17日までの間にEVDと疑わしいものも含めると、67人の新規症例と19人が死亡が確認されたという。ギニアではEVDの新規感染がなくなってきているが、リベリアとシエラレオネでは、今後も流行が懸念されている。これらの国では感染症の予防と管理の不十分であり、国家レベルのリーダーシップの不足、感染者に対する低い追跡能力などが感染を広げる原因となっている。
2014年7月17日現在、EVDの感染者と見られている人の数は1,048人(7月1日の発表データでは759人が感染。そのうち死亡者数は467人)。そのうち死者の数は632人となっている。内訳はギニアが感染症例が410人でうち310人が死亡、リベリアでは同感染者196人で死者が116人、シエラレオネでは同感染者442人で206人が死亡している(Infection Control Today、slashdot)。