携帯電話のSIMロック、原則解除へ 121
iPhoneの扱いはどうなる 部門より
総務省は27日、携帯電話会社が販売した端末を他社回線で使えないように制限する「SIMロック」を原則、解除させる方針を固めたと報じられている(時事通信)。
2010年6月にSIMロック解除の指針が示されたが、義務化が見送られたため、大きくは進んでいない状況が打破できるだろうか。
アナウンス:スラドとOSDNは受け入れ先を募集中です。
総務省は27日、携帯電話会社が販売した端末を他社回線で使えないように制限する「SIMロック」を原則、解除させる方針を固めたと報じられている(時事通信)。
2010年6月にSIMロック解除の指針が示されたが、義務化が見送られたため、大きくは進んでいない状況が打破できるだろうか。
ソフォスのハードディスク暗号化ツール「Sophos Disk Encryption」をインストールしていると、スリープや休止状態かからの復帰時にログオン認証が行われなくなるという脆弱性が発見された(IPA:「Sophos Disk Encryption」における認証不備の脆弱性の対策について(JVN#63940326))。
この脆弱性を発見したのはサイボウズなのだが、その経緯が興味深い。サイボウズでは業務用ノートPCにSophos Disk Encryptionを導入していたのだが、従業員がそのノートPCを電車内で紛失。幸い駅係員が回収し、遺失物として保管されていたそうなのだが、回収したノートPCを調査したところ、パスワードを入力せずにログインできていたことが判明したという。ノートPCに第三者がログインした形跡も確認できたそうだ。
サイボウズ側はこれにより、業務に関連する情報が第三者に閲覧された可能性があるとして謝罪するとともに経緯を報告している。
Intelがプログラミング可能なロボットキット「Jimmy」を9月に発売する。このJimmyは身長45cmで歩行も可能。さらに通信機能もあり、「ソーシャルロボット」と呼ばれているという(CIO、ITWORLD、Slashdot)。
5月に行われた「Code Conference」の基調講演で紹介された1万6000ドルのロボットの小型バージョンとなり、ウェアラブルPC向けに開発されたx86チップ「Quark」を搭載したSDカード大のエンジンボード「Edison」を内蔵する。ソフトウェア開発キット「Intel XDK」を使ってプログラムを作成でき、PCだけでなくスマートフォンやタブレット端末でもロボットを制御可能だという。
キットはサーボモーター、バッテリー、基板、フレームなどの内部パーツで構成されている。また、3Dプリンタを使ってロボットの外装デザインを作成し外骨格の上に配置する形でカスタマイズができるという。
高いIQを持つ人の交流団体「Mensa」と出会い系サイトの「match.com」が提携した。目的はもちろんパートナー探しだ(TIME、CNN、Slashdot)。
TIMEの記事によると、独身Mensaメンバーの80%がパートナーには同等以上の知能があることが「非常に重要」だと考えているという。match.comが提供する出会い系サービス「Mensa Match」は、こうしたメンバーが求める要件に合致するユーザーを探し出すことができるという。参加資格は参加費用1ドルのメンサホームテストを受けること。7月6日から募集を開始するらしい。
ちなみに求められる条件を満たすユーザーは、推定で米国人600万人中57,000人くらいであるようだ。
DMMとAdobeが提携することを発表した。Photoshopで作成した3DデータのプリントをDMMの3Dプリントサービス「DMM.make」でプリントできるという(CNET Japan)。
Photoshopの最近のバージョンでは3Dモデリング機能が搭載されており、レンダリングした3Dモデルを写真と組み合わせて画像を作成することができたのだが、最新バージョンであるPhotoshop CCでは3Dデータを3Dプリントする機能も強化されている。今回の提携では、DMMがPhotoshop CC専用の3Dプリントプロファイルを開発・提供することで、Photoshop CCからの3Dプリントが容易になるという。
現在ブラジルで開催中のサッカーワールドカップで会場警備を行っているセキュリティセンターの写真にセンターが使用している無線LANのSSIDとパスワードが写り込んでおり、これがTwitterなどで拡散されてしまうという事件が起きていたそうだ(ITmedia)。
この写真が掲載されたのは地元紙Correio Braziliense。センターの様子とともに警察幹部が写されたものだが、背後にある画面に問題のSSIDやパスワードが記されていたという。また、部外秘のメールアドレスなどもあったという。
あまりにお粗末だが、明日は我が身と考え気をつけなければいけないかもしれない(さすがにパスワード書いた付箋をモニタやPCなどに貼り付けたりはしてませんが)。
今年2月の携帯電話関連見本市「MWC 2014」で正式発表された、プライバシ保護機能を備えた携帯端末「Blackphone」が近く発売になるとニューズウィークが伝えている。
スペインのGeeksphoneと暗号技術を得意とするスイスのSilent Circleが共同で開発したもので、スペックとしてはCPUがNVIDIA Tegra 4i(2GHz)、RAMが1GB、ストレージが16GB、ディスプレイは4.7インチと、一見普通のスマートフォンのようだ。他と一線を画するのはOSで、Androidをカスタマイズした「PrivatOS」を採用。セキュリティおよびプライバシ保護機能を持つアプリケーションも搭載するという。たとえば通話やテキストメッセージ、ファイル送信などは端末内で暗号化されたうえで行われ、相手の端末内で暗号が解かれる仕組み。これにより、途中経路での傍受は不可能になるという。
ニューズウィークの記事によると、今年1月にウクライナで反政府のデモが起こった際、参加者たちのスマートフォンに「あなた方は集団妨害行動を犯した者として記録されました」という表示が出たそうだ。しかし、Blackphoneでは信頼できるホットスポット以外に対しては『WiFiを無効化する』機能もあるという。
すでに予約分は完売しているが、7~8月には新たに注文を受け付けるそうだ。価格は629米ドルで、SIMロックフリーだという。
スラッシュ国民投票で「プライベートなメールの内容」が知られたくないに投票された方は検討されてみてはどうだろうか。
何にでも「批判」というのは起こりうるものだが、世の中には欠点ばかりに目を向ける、「何でも嫌う人」というのが存在するという研究結果があるそうだ(ライフハッカー)。
実験では、被験者達に対し予備知識がまったくないトピックを提示し、それに対する反応を調査したという。その結果、被験者の一部に「何でも好きになる人たち」と「何でも嫌う人たち」が存在するということが分かったそうだ。
ライフハッカーの記事では、ここから『あなたがどんな作品を創ろうと、一部の人は、「理由なく」それを嫌う』としている。また、オンラインで特に批判を受けやすい理由についても「あなたは私を知らない」「あなたは私に会えない」「ではまた今度」「すべては頭の中の出来事」「ただのゲームにすぎない」「あなたのルールはここでは関係ない」という6つを上げて説明している。
計算機科学者とは、壊れていないものを修理する人々のことである