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2013年12月21日の記事一覧(全5件)
10380634 story
GNU is Not Unix

FSF、初の「完全に自由な」ノートパソコンを認定。ただし本体はThinkPad X60の再生品 34

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号泣 部門より
Free Software Foundationは20日、初の「Respects Your Freedom(RYF)」認証マーク付きのノートパソコンが発売されたことを発表した(Free Software Foundationの記事Phoronixの記事本家/.)。

このノートパソコンはフリーなBIOS「coreboot」を使用。OSはプロプライエタリーなソフトウェアやファームウェアを排除したUbuntuベースのTrisquelがプリインストールされる。Richard M. Stallman氏によれば、「ついにあなたの自由を尊重するフリーソフトウェアのノートパソコンが発売された」とのこと。ただし、ノートパソコン本体は2006年発売のThinkPad X60/X60sの再生品だ。1GBのメモリーと60GBのHDDを搭載した最小構成モデルの価格は178ポンド 198ポンド(Gluglugの商品リスト)。

(追記 23:54: 価格が変更されたので修正)
10380641 story
交通

京大、非円形歯車を使用した変速時に駆動力抜けのない変速システムを開発 77

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変速 部門より
あるAnonymous Coward のタレこみより。 非円形歯車を使用することで変速時に「駆動力抜け」のない変速システムを京都大学が開発したそうだ(NEDOのプレスリリースITmediaニュースの記事ASCII.jpの記事)。

通常の変速機では切り替えの際、動力源と駆動される側のトルク伝達が切断される駆動力抜けが発生して速度が低下する。今回開発された変速システムでは非円形歯車で減速比を滑らかに変化させることで、変速中にも駆動力を伝えることができ、速度低下を防ぐことができるとのこと。電気自動車(EV)に変速機を搭載すれば電力消費の抑制が期待できるが、従来の変速機では駆動抜けにより電力抑制効果が低下する。一方、駆動力抜けの起こらない無段変速機では伝達効率が悪いため、一般にEVでは変速機を搭載していないという。この変速システムをEVに搭載することで、10%程度の走行距離延長効果が期待できるとのことだ。
10380676 story
音楽

50年前に録音されたビートルズの未リリース演奏、著作権保護期間切れ直前にiTunesで発売 30

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保護 部門より
50年前に録音されたビートルズの未リリース演奏59トラックがiTunesで発売された。著作権を持つApple Corpsはリリースの理由を明らかにしていないが、著作権保護期間の延長を狙ったものと考えられるそうだ(BBC Newsの記事CNN.comの記事CNNMoneyの記事SankeiBizの記事本家/.)。

EUの新しい著作権法では、録音された著作物の著作権が70年間保護されるようになった。ただし、著作物が公式にリリースされていない場合、50年で著作権保護期間は終了する。そのため、1963年に発売されたビートルズのデビューアルバム「Please Please Me」は著作権保護期間が2033年まで続くが、未リリースの同年の録音は12月末で著作権保護期間が終了する。今回リリースされたことで、これらの録音も2033年まで著作権保護期間が延長されることになったとのことだ。59トラックの大半はBBCのラジオ番組で録音されたものだが、ボツになったスタジオ録音や、他のアーティストに提供した作品のデモ演奏なども含まれる。ちなみに、米国のiTunesでの販売価格は39.99ドル、日本のiTunesでは6,000円となっている。
10380770 story
宇宙

宇宙政策委員会の有識者グループ、再使用型ロケットの開発を提言 64

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開発 部門より
宇宙政策委員会の宇宙輸送システム部会が、2040年~2050年ごろの宇宙輸送システムに関するワーキンググループでの検討状況を取りまとめた(宇宙輸送システム 長期ビジョン素案の検討状況: PDF日本経済新聞の記事毎日新聞の記事)。

現在宇宙輸送システムの主力となっている使い切り型のロケットでは打ち上げのたびに機体の製造費用が発生するため、打ち上げ費用の大幅な低減が可能な再使用型宇宙輸送システムの開発が各国で行われている。衛星打ち上げや宇宙探査では使い切り型ロケットが当面使われるとみられるが、月ラグランジュ点ステーションや月・火星基地などへの大量輸送の需要が発生した場合は再使用型の軌道間輸送機(OTV)ネットワークの構築が予想されるという。現在JAXAを中心に再使用型システムが研究されているが、実験機を開発して順次実証機、試験機へと発展させていく必要があるとしている。再使用型システムの開発には技術的なリスクが伴うため、実験機の研究開発は国が主体となって進め、実証機や実用機の段階からは民間投資の取り込みについても検討するとのことだ。

usagito 曰く、

再使用型宇宙機の運用コスト/リスクの高さについてはスペースシャトルで勉強して、その教訓の上に「こうのとり」などが開発された、とタレコミ人は思っていたのだが、再使用型の方が有利になるプロセスでも発見されたのだろうか。また、技術開発計画としては、実現時期が遠すぎるのではないだろうか。

10380776 story
プログラミング

IDC推計、ソフトウェア開発者のおよそ40%は「趣味の」ソフトウェア開発者 43

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趣味 部門より
IDCの推計によると、全世界には1,850万人のソフトウェア開発者がおり、およそ40%にあたる750万人は「趣味の」ソフトウェア開発者なのだそうだ(IDCの調査結果概要ITworldの記事本家/.)。

IDCでは、「主な収入をプログラマーとして得てはいないが、月に10時間以上コンピューターやモバイルデバイス用のプログラムを書く人」を趣味の開発者に区分したそうだ。これには実際に趣味としてプログラミングをしている人や、開発したアプリで副収入を得ようとしている人のほか、何らかの必要があってプログラムを書く人も含まれる。そのため、仕事の一環としてスクリプトを書くシステム管理者や、学生なども趣味の開発者と数えられているとのことだ。
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UNIXはシンプルである。必要なのはそのシンプルさを理解する素質だけである -- Dennis Ritchie

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