搭乗型ロボット「LAND WALKER」一日レンタル権、99万7,500円 24
高いのか安いのか判断に困る 部門より
アナウンス:スラドとOSDNは受け入れ先を募集中です。
Googleの透明性レポートによると、「著作物へのリンク」を含むページに対する、Google検索結果からの削除要求が増加しているという。たとえば、2013年11月18日の週では約650万の削除依頼を受けたそうだ。これに対しGoogleは、リクエストの97%に対して削除処理を行ったとしている(TorrentFreak、MOTHERBOARD、透明性レポート、本家/.)。
削除要求の一例としては、出版社であるランダムハウスによる、スティーヴン・キング氏の小説「Carrie」を無断配布しているサイトに関する削除依頼が挙げられている。Googleは要求された著作権侵害リンク4個のうち3個については削除を行ったものの、残りの1個については削除を行わなかったという。その最後の1個はかつて著作権侵害の巣窟として悪評が高かった「Megaupload」の運営者であるキム・ドットコム氏が運営しているアップローダー「Mega.co.nz」だった。「リンクが海賊版につながっていたとしても、そのホームページからそのファイルにアクセスできるとは限らない」として、削除を行わなかったそうだ。
チンパンジーに法人格を認め、監禁状態から解放すべきであるとの訴訟が米NY州高位裁判所にて起こされた(Science、本家/.)。
裁判を起こしたのは動物権利団体Nonhuman Rights Project(NhRP)。同団体は今週NY州にて同様の訴訟を合計3件起こす予定とのこと。
NhRPはチンパンジーやイルカといった認識能力に優れた動物を動物園や研究所、また個人所有などで監禁状態に置くことは奴隷状態に置くことと等しいと主張している。約60名の弁護士や科学者、政策専門家から成るというこの団体は5年かけて法廷戦術を練ってきたとのことで、全ての訴状において人身保護令状に基づきチンパンジーを解放すべきと申し立てているとのこと。
同団体は今回の裁判の行く末に関わらず他州においても今後訴訟を起こすべく準備しているという。また、対象となる動物をチンパンジーに限らず、ゴリラやオランウータン、イルカやクジラ、象など同様の認識能力を持つ動物へと広げていくとしており、今後10〜20年にかけて可能な限り多くの訴訟を起こしていくとのことだ。
万が一訴えが認められた場合には動物園などはもちろん、ワクチンやその他研究においても多大な影響が発生すると考えられる。
先日、Excelを方眼紙のように使ってドキュメントを作成する「Excel方眼紙」が話題になったが、「Excel方眼紙」のようなデータから画面レイアウトを作成できるWebアプリケーション作成ツール「Forguncy(フォーガンシー)が発表された。
実際に方眼紙のようにレイアウトされた表計算風画面で書類画面を作成しているデモ画像があるが、Forguncyではこのようなレイアウトから構造化されたデータを作成できるため、データの再利用性にも優れていると思われる。発売は2014年夏だそうだ。
ニンテンドー3DSにはカメラ機能があり、また撮影した写真を無線LANやインターネット経由で他人に渡すソフトウェアも提供されている。この機能を使って無理矢理に裸を撮影されたうえその画像をやり取りされたとして、小学6年生男子がその同級生ら7人とその親に対し1000万円の損害賠償を求め提訴したという(朝日新聞)。
なお、写真をやり取りするソフトウェア(いつの間にか交換日記)は未成年者による不適切な写真交換が明らかになりサービスが停止されている。
理化学研究所のX線自由電子レーザー施設「SACLA」が、公式キャラクター「播磨サクラ」を使ったPRムービーを公開した。播磨サクラ役の声優は能登麻美子。さらにWebサイトでは「播磨サクラ誕生秘話」なるマンガや壁紙なども公開されている。
キャラデザインは現代風なのに、画面効果やフォントは80年代風だったりと無駄に力の入ったコンテンツとなっている。今後の展開(?)はあるのだろうか?
そのほかの設定などについては、播磨サクラに関する調査報告書(PDF)をどうぞ。
University of Philadelphiaによる研究において、男女間では脳内の神経回路の構成に大きな違いが存在することが分かったという(本家/.)。具体的には、男性は脳の前面から後面に、女性は側面から側面に神経回路が接続されているという。これにより、男性は脳の左脳/右脳それぞれ単体内部での情報処理に優れ、いっぽう女性は左脳/右脳の相互通信を使った情報処理に優れているそうだ。
そのため、男性は空間認識・構成能力に優れ、女性は直感や分析能力を使ったコミュニケーションに優れる、という差異が現れるという。
次世代USB規格「USB Type-C」ではコネクタの表裏(上下)の区別なくコネクタの接続が可能になる仕様になるそうだ(CNET Japan、本家/.)。
USB Type-CはUSB規格策定団体USB Implementers Forum(USB-IF)のUSB 3.0 Promoter Groupによって開発が始められている。新しいコネクタはサイズも小さく(現在のMicro USBと同程度)、充電性能やバス性能の拡張にも広く対応できるようになるという。
Type-Cの仕様は2014年第1四半期に業界内のレビューが行われ、最終仕様は2014年中頃確定を目指しているとのこと。コネクタの裏表(上下)問題の不便が解消されるのは朗報ではなかろうか。
IDCによると、全世界における2013年のPC出荷台数は10.1%減となる見込みで、減少幅としては同調査会社がこれまで予想していた9.7%を上回るという。2014年にPC出荷台数はさらに3.8%減少し、その後長期的にわずかに上向きとなる見通しだそうだ(CNET Japan、IDC、本家/.)。
消費者の関心がタブレットやスマートフォンに移行し、PCに関しては、買い替え以外の需要は伸び悩み状態にある。2013年において年間で過去最大の落ち込みを記録するとともに、短期的に見て大幅な回復の見込みは薄いと予測している。
IDCのJay Chou氏は「おそらく、将来のPC需要に対する主な懸念は、旧バージョンのシステムを買い替える理由が見当たらないことだろう」と述べている。
共同通信が運営するオーディオ愛好家向けサイト「Gaudio+PCオーディオfan」にて連載されている「Web版ストレージ研究」によると、音源用ストレージとしては「選び抜いた3.5インチHDD」が最も好ましいそうだ。
『2.5インチHDDは厚みも伸びも音質的には中途半端』、『SSDは爽快感のある速い音だが、どうしても「薄い、軽い」という感じがつきまとう』ということで、3.5インチ(1プラッターの1TB)がバランス的に一番良い、らしい。
また、「ノートPCでは総じてバッテリーを外した方が音質は改善される」、SSDは「すぐにデータを消去しないので、実際に使える領域はHDDより小さくなる傾向がある」、「異なる光学ドライブでCD音源をリッピングすると音質も変わる」など、興味深い話も多く論じられている。
やや旧聞となるが、かつての名作フリーゲーム「CardWirth」において、オリジナル開発者が紛失したソースコードを第三者による解析で復元することに成功したとのこと。
CardWirthと言えば2000年前後におけるPC系雑誌付録CDの常連であり、たびたび特集も組まれていたため記憶に残っている/.J読者諸氏もいるのではないかと思う。今でもVectorには専用カテゴリが存在しており、大量のシナリオが登録されている。
しかしバージョン1.28を最後に開発は停止、ソースコードを紛失したということもあり、それから6~7年たった今はかつての勢いも影を潜め、愛好者により細々と続いていたようだ。
このように開発停止したフリーソフトは数あれど、第三者の解析によりソースコードを復元して復活した例というのは非常に珍しいのではないだろうか。復元には1年を要したとのことで、復元者のツイートからもその苦労が窺える。
気が遠くなりそうな作業に頭が下がる思いだが、/.J読者諸氏はどう感じるだろうか。
三菱電機が液晶ディスプレイ事業から撤退するとのこと(4Gamer、PC Watch)。「事業損益の改善が見込めず」との理由だそうだ。
法人向けのデジタルサイネージ関連商品については継続するようだが、単体のPC用ディスプレイについては家庭向け/業務向けともに無くなるようだ。現状の製品の市場在庫が無くなった時点での終息になるという。
三菱電機のディスプレイはブラウン管時代からディスプレイ界隈では定番だったが、近年の液晶ディスプレイの低価格化や、海外勢の高品質化、そしてノートPCやディスプレイ一体型PCの普及で苦戦していた感がある。非常に残念ではあるが、タレコミ子もテレビ兼PCモニタとして使っていた三菱製ディスプレイを数年前に処分して以来自宅に単体ディスプレイがない状態だったのでなんとも言えない(かといって追加で買おうという気にもならないし……)。
クラックを法規制強化で止められると思ってる奴は頭がおかしい -- あるアレゲ人