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2013年10月21日の記事一覧(全10件)
10112805 story
プライバシ

都市における調査監視システムの発展によって増加するプライバシー懸念 13

ストーリー by hylom
迫り来る監視社会 部門より
taraiok 曰く、

カリフォルニア州オークランドには700万ドルの連邦助成金が給付されている。本来その予算は銃声検知センサやナンバープレートの認識用カメラなどテロを防止するためのものだった。しかし、実際には警察が都市周辺部を調査監視するためのデータ収集に使用されているという。来年の夏に稼働予定のデータマイニング・システムを使用すると、警察は犯罪活動の証拠を捜すためソーシャルメディアの投稿を監視したり、通勤者が電子パスを使用した場合、料金支払い状況を追跡することが可能になるという(The New YorkTimesSDTimes本家/.)。

ニューヨーク市警でも約3,000台監視カメラ、ナンバープレートの認識用カメラ、放射線センサとテロ容疑者リストおよび犯罪者データベースをリンクする大規模なシステムを所有している。こうしたシステムは事件が存在しない場合には、データはどのように使用されるか分からないままビッグデータとして保持されることになる。

10112823 story
ハードウェア

坂本前社長が語る「エルピーダ倒産」の全貌 56

ストーリー by hylom
手をさしのべてくれる人を待ってたのね 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

先週の東洋経済誌に、坂本幸雄エルピーダメモリ前社長のインタビューが掲載されている(『エルピーダ倒産の全貌、今だからすべて語ろう』)。

現在はMicronの元で再建手続きを進めているが、それまでに

  • アップルは調達のサムスン一本化を懸念していたが、メインバンクの政投銀はその意向を無視して「日本にDRAMは必要ない」と発言していた
  • 台湾メーカーを集めて出資計画を立てていたが、台湾TMC代表が「台湾のDRAM会社はみんな潰れそうだ。ぜんぶ自分が買収する」とこぼして台湾NANYAが怒り狂い、破談となった(後にNANYAはDRAM撤退
  • 米Micronとの経営統合スキームをまとめ終えたが、米国に戻ったCEOが自家用プロペラ機を操縦したら、ひっくり返って墜落し即死、頓挫となった

などなど、波乱万丈のストーリーがあったことが述べられていて興味深い。

10112868 story
ソフトウェア

QRコードを使ったワンタイムパスワード認証システムが提案される 33

ストーリー by hylom
スマホを使った認証は今後有望かも 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

QRコードを使った「SQRL」というユーザー認証システムが提案されている。Webサイトのログイン画面の横にQRコードを表示し、そのQRコードをスマートフォンなどの専用アプリケーションのカメラで読み込むことで認証を行うというものだ(GRC本家/.)。

スマートフォン側では専用アプリを使用し、スマートフォン側に格納されたマスター鍵とURLのドメイン名から秘密鍵を生成するとともに、サーバーに公開鍵を送信。それらを使用して署名や認証を行うという。これは通常のログイン画面と平行して簡単に設置できるとしている。

10112873 story
地球

2041年の東京では「極端な猛暑が日常になる」 75

ストーリー by hylom
熱中症で死ぬ老人が増えそうである 部門より
masakun 曰く、

ハワイ大学の研究グループが、気候変動予測シナリオである「代表的濃度パス(RCP)」を用いて、「新たな気候」(過去数年の極端な猛暑が日常になる気候)が実感されるようになる時期を世界的に推定し、natureに発表したという(Wired.jpClimate News Networknature.comの記事)。

RCP8.5の場合、世界で一番早く壊滅的な気候変動の影響を受ける都市は、インドネシア西パプア州の州都マノクワリで、2020年には壊滅的な気候変動により「新たな気候」に入るという。インドネシアの首都ジャカルタは2029年、メキシコの首都メキシコシティーは2031年、ケニアの首都ナイロビは2036年、そして東京は2041年と推定されるという。

ところで最近気象庁が気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の第5次評価報告書第1作業部会報告書の政策決定者向け要約の日本語暫定訳を公開したが、その中でも

1950年頃以降、多くの極端な気象および気候現象の変化が観測されてきた(詳細は表SPM.1を参照)。世界規模で、寒い日や寒い夜の日数が減少し、暑い日や暑い夜の日数が増加した可能性が非常に高い。ヨーロッパ、アジア、オーストラリアの大部分で熱波の頻度が増加している可能性が高い。陸域での強い降水現象の回数が増加している地域は、減少している地域よりも多い可能性が高い。

さらに今世紀末には暑い日や暑い夜の増加/寒い日や寒い夜の減少はほぼ確実となり、「ほとんどの陸域で継続的な高温/熱波の頻度や持続期間の増加」も「可能性が高い」とされている。2040年代の日本は冬の暖房の心配をしなくても済みそうな反面、夏は酷暑続きで突然のゲリラ豪雨に悩まされたりするのだろうか。

10113011 story
ニュース

アルバイト店員が洗浄機に入りその写真をネットに公開していた事件の被害企業が破産 159

ストーリー by hylom
これだけが原因なのか? 部門より
KAMUI 曰く、

東京商工リサーチの倒産情報に依ると、今年8月にアルバイト店員が洗浄機に入った画像をツイッターに投稿したことがきっかけとなって閉店した蕎麦屋を経営していた「泰尚」が、10月9日に東京地裁から破産開始決定を受けて破産処理に入ったそうだ。

Yahoo!ニュースBUSINESSの記事によると、昭和59年に創業して1987年に有限会社化。本社のある「永山店」のほか、町田市に「鶴川店」と「中町店」の3店舗で営業していたものの、昨年9月に創業者が亡くなり「永山店」のみ営業となっていたところに今回の問題が発生して破産に至ったもの。負債額は3,300万円。

10113028 story
ニュース

五輪に向けた新国立競技場改築計画の問題点 119

ストーリー by hylom
「顧客が本当に必要だったもの」画像が思い出される 部門より
774THz 曰く、

2020年東京五輪招致が決まってから、メーンスタジアムとなる新国立競技場の改築計画について景観問題や巨額な工費、コンペによる選定プロセス等について様々な議論が出てきたことはみなさんもご存じかと思います。それに加えて、SankeiBizの報道によれば、現在の計画では国際大会や全国規模の大会を開けるレベルの日本陸連の規格を満たすトラックが併設されないために、五輪が終わった後に陸上の高校総体、全国中学校大会を開催することさえできないという話まで出てきました(記事の中には【8万人収容に生まれ変わる新競技場は「サッカーの代表戦とコンサートでしか使えなくなる」】という一文も)。

ちなみに、2020東京五輪では別の場所に仮設したトラックを競技に用いることになっているそうです(読売新聞毎日新聞日経ケンプラッツ)。

いずれにせよ工費の問題などを考えれば、コンペ当選作の巨大競技場をそのまま忠実に作ることは無理なのではないかと思われます。日本では過去にも箔をつけるために(?)コンペで著名建築家の建築計画を選んだものの、さまざま理由でまるで違ったものができ上がってしまった例がいくつかあるそうですが、皆様や専門家、業界人の方はどうお考えでしょうか?

10113044 story
アップル

不具合が指摘されていたMacBook AirのSSD、Appleが交換プログラムを開始 36

ストーリー by hylom
ほかのSSD搭載PCは大丈夫だろうか 部門より

MacBook AirのSSDが壊れるという不具合がここ最近多発していたそうだが、これに対しAppleが正式に「SSD交換プログラム」を開始するとのこと(週アスPLUSINTERNET Watch)。

問題となっているのは、現行よりも一世代前のMacBook Air(Mid 2012)。該当するかどうかは提供されるソフトウェアアップデート「MacBook Air Flash Storage Firmware Update 1.1」を適用することで判断できるという。Ars Technicaによると、問題となっているのは東芝製のSSDとのこと。

10113379 story
ゲーム

NVIDIA、V-SYNCに変わる新しいディスプレイ同期技術「G-SYNC」を発表 33

ストーリー by hylom
液晶時代だからできるってことか 部門より
mozo 曰く、

NVIDIAがディスプレイに専用モジュールを組み込むことで画面のティアリング(ちらつき/歪み)やラグ、カク付きを回避するディスプレイ同期技術「G-SYNC」を発表した(NVIDIAによる公式発表4Gamer.net)。

G-SYNCはGPUの描画完了に合わせてディスプレイの表示タイミングをずらすことで可変リフレッシュレートを実現し、従来のV-SYNCの欠点を解決するというもの。従来ディスプレイの垂直リフレッシュレートは固定されているいっぽう、アプリケーションの描画レートは何らかの同期を行わない限り不定なため、両者のタイミングがずれ画面の上下で新しいフレームと古いフレームが混在するテアリングが生じてしまう。同期手段としては描画レートを垂直リフレッシュレートと同期させるV-SYNC(垂直同期)がよく用いられてきたが、高負荷時に描画が間に合わなかった場合は次の更新まで古いフレームが表示され続けることになり、カク付きやラグが生じてしまう。

これに対し、G-SYNCはディスプレイに専用モジュールを組み込み、GPUの描画完了と同時に新しいフレームの送出と画面の更新を開始することでスムーズな映像の表示を可能にしたとのこと。「Assassin's Creed IV Black Flag」などの最新のゲームがこれに対応するようだ。また、AMD製のGPUでは基本的に利用できない。

これって要はGenlockじゃないかと思いちょっと調べてみたところ、オプションボードでのSDI出力対応をやめた最近のQuadro向けGenlock、Frame Lock用オプションボードがQuadro G-Sync IIという名前で出ていた。最新のK5000/K6000向けボードはQuadro Syncとなっている。どうやらワークステーション向けの機能を一般向けのグラボに載せるためにBNCコネクタを不要にしてDisplayPortだけで実現し、名称を流用しつつQuadroのオプションに「G」を付けるのもおかしいからこっちはGを取ろう、といったところではないだろうか。

10113391 story
Sony

ソニーのTVで再起動を繰り返す障害が発生、原因はソニー側サーバーの障害 32

ストーリー by hylom
スマートですね 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

18日未明、ソニー製液晶テレビ「ブラビア」の無線LAN/無線LANアダプタ対応モデル一部機種において、数分毎に再起動するという症状が発生していたという(ソニーの発表)。

発生当初、ユーザーから応急処置方法として「インターネットに接続しない」ワークアラウンドが発見されていたが、その後、ソニーからサーバー障害が原因だったと正式にアナウンスが行われた。

10113398 story
任天堂

Wii、国内向け生産終了 42

ストーリー by hylom
世代交代へ 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

任天堂のゲーム機、Wiiがついに生産終了となった(任天堂のWii本体ページ)。

Wiiは2006年に発売されたので、約7年での生産終了となる。後継のWii UにはWiiとの互換機能もあるので、Wiiのゲームをプレイしたい人はWii Uを購入すればよい(とはいえちょっとお高いが)。

Wii発売、Wiiリモコンについて戸惑う声もあったが、Wiiの普及に伴いそのような声はなくなり、これに続けとばかり他社もKinectやPlayStaion Moveといった入力デバイスをリリースするなど、据え置きゲーム機分野での影響は大きいデバイスであった。現在Wii Uはやや苦戦している印象があるが、Wiiの後継者として普及台数を伸ばせるだろうか。

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普通のやつらの下を行け -- バッドノウハウ専門家

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