システム更新による障害で、カリフォルニアの公営高速鉄道システムが数時間にわたって全面停止 40
運休 部門より
BARTはサンフランシスコとベイエリア各地を結び、平日は40万人程度が利用するという米国で5番目に大きい通勤電車システムだ。障害が発生したのは21日。システム更新は定期的に行われる通常のもので、適用直後には特に問題が発生しているようには見えなかったという。しかし、徐々にパフォーマンスが低下していき、12時間ほどたった深夜0時ごろにメインコンピューターがシャットダウン。終電前の時間だったため、ポイント切り替えを人の手で行うなどして運行を続けたとのこと。しかし、手作業でのポイント切り替えには5~10分程度かかるため大幅な遅延が発生し、翌午前3時にようやくすべての運行が終了したそうだ。コントロールセンターでは数十名の技術者が午前4時の始発に間に合わせようと作業をしたが、運行が開始されたのは午前7時過ぎ。平常運転に戻るまで、さらに90分ほどかかったとのことだ。